よりあいの森、1階のばんざいユニットでの毎日の何気ない会話です。
職員「どんなお漬物がお好きですか?」
Kさん「白菜漬けが好き。おばあちゃんが作ってくれよったとよ。」
職員「そしたら、今度みんなで漬けてみましょうか??」
Eさん「その時は私も手伝うよ~!(^^)!」
こんなお年寄り達とのやり取りから白菜漬け作りをすることになりました。
思い立ったが吉日(^O^)/
みんなで白菜を切って、日に干して、塩にまぶして、鷹の爪と昆布を入れました。そして、重しを乗せて…後は漬かるのを待つだけです。
Eさん「まだ、食べれんかね?待ち遠しいね。お店でできてるやつを買ってきたら良かったねえ。」
職員「4~5日は漬けとかないといけないみたいですよ。」
みんなで早く食べたい気持ちを我慢しながら待ちました。
それでも待ちきれない様子のAさんに
職員「白菜の様子を見に行ってみましょうか??」
Aさん「食べたらいけんと??早く食べたい!」
Kさん「できとるとやないと??明日の朝ご飯にでも食べてみようかね。」
けれども…待ちきれなかったAさんに、ご飯と白菜漬けを用意するとパクパクと食べました。
職員「味はどうですか?しっかりと漬かってましたか??」
Aさん「美味しくない!!」とズバリ(‘Д’)
職員「ええー!一口下さい。」(むむむ。確かに塩辛い(+o+))
よりあいの森では、その日のお年寄り達との会話の中から、何か始まることを大事にしています。それは、どこかへ行きたいという思いだったり、何かを食べたいとの要望、何かをしたいという願いであったりと、その時によって違います。だから、自分達の暮らしと同じで、日課やスケジュールは特にありません。
これからも、毎日の何気ない暮らしの中で「各職員がお年寄りから受け取った言葉や思いを形にする。」そのことによって起こる日常をみんなで一緒に楽しんでいきたいです(^O^)/
※残った白菜漬けは、後日、しっかりと塩抜きしてみんなで美味しく頂きました。
ご飯に白菜づけは美味しいですね。
手作りすると食べごろまで待ちきれない気持ちはよ〜くわかります。
なんども水の上がりを確かめたことを思い出します。
写真のみなさんのお顔が嬉しそう!
多少、塩気が多い白菜づけだったのでしょうが、
白菜づけにまつわる話題で盛り上がった食卓が想像できます。
〔私の好きな食べ方〕
小さなおにぎりを古漬けの白菜漬けで包む
“白菜握り”もオススメです。
コメントありがとうございます。
白菜握り!今度試してみます(^O^)/