筆舌に土筆がたい

第2よりあいには、お年寄りが集う広間の窓から見える広い専用駐車場があります。

今朝、その駐車場と隣家の境目にあやしげにうごめく巨大な動物を発見!

神社の狸かなぁとわくわくしながらしばらく見ていると、灰色の背中の向こうからにょきっと頭が・・
あい
獣ではなく人でした。女性です。みょ、妙齢の職員、アンリさんです。

 

まさかの…(‘Д’)

 

アンリさんのそばまで近づいてみると、一心不乱に何かを摘みとっておられました。
う
え
お
土筆です、つくしんぼです!!

そこらじゅうに顔を出しています。

ちなみに「土」に「筆」と書いて「つくし」と読むのですね。

パソコンの変換機能のおかげで今知りました!

隣家との境は斜面になっているから落ちないように必死というわりには、ただで手に入る春のめぐみの食材に、料理が大好きなアンリさんは始終にやけています。

どんなふうに調理をしたらお年寄りに喜んでもらえるのか・・そんなことを考えてニヤニヤしている顔です。
か
「ありゃ?土筆やんねこりゃぁ」
き
広間のテーブルの上に土筆を広げると、

何も言わずすぐに「はかま」をむしり取り始めるおとしよりたち。

まるで全自動はかま取り機です。

「ああぁ♡もう春ねえ、ウフフ」とか「まぁ、もう土筆が出てるのね!カワイィー」とか、ないのでしょうか・・

なんか沈黙が気まずくなってきたので、淡々とはかま取りをして下さっているフサエさん(鹿児島出身)に聞いてみました。

「いまごろ、フサエさんのふるさとでもつくしがたくさん顔を出しているでしょうねえ・・南の方だからもう摘まれたあとですかねぇ?ははは・・」
け
「アタシは、」
こ
「つくしなんか!食べない!」

さ
ドドーン!!!

4 thoughts on “筆舌に土筆がたい

  1. この場をお借りして問い合わせをいたします。
    『へろへろ/鹿子裕文』(文庫本)は
    「よりあいの森」「喫茶ヨリーネ」で購入可能でしょうか。

    以上、宜しくお願いいたします。

    川崎順哉

    • コメントありがとうございます。
      申し訳ございません。「へろへろ」については、よりあいの森ではお取り扱いしておりません。
      書店にてお問合せください(>_<)

  2. 本日、六本松の蔦屋書店で買いました。

    来月のバザー、一年ぶりに参加させて頂こうと思っています。
    それ以前に散歩とウォーキングを兼ねて
    喫茶部に立ち寄りたいと思っています。

    川崎順哉

    • 「へろへろ」ご購入できてなによりです。
      ぜひぜひ!カフェとよりあいマルシェでお待ちしております(^-^)

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