2月3日は節分でしたね。皆さんは豆まきをされましたか??
節分は、「鬼は外、福は内」と豆(いった大豆)をまいて、邪気を祓った後に年齢の数だけ豆を食べて、1年間の幸せを祈ると言われています。
第二よりあいでも「鬼は外~、福は内~」とお年寄りと職員で豆まきをしました。 豆まきが終わると昔の節分のことや、大豆を自宅で炒っていた話などで盛り上がりました。その話の中でミズエさんが、炒った大豆をすり鉢ですりつぶし、きな粉にしていたと話されていました。
そこで後日、みんなできな粉作りをしてみました。
ミズエさんの手さばきに、周りの職員やお年寄りは目が離せません。
一通り終わると「私もやりたーい」と隣で見ていたカズコさんが立候補しました。
カズコさんは、すり鉢の中とにらめっこしながら、とても集中されていました。
その後は、あちらでもこちらでも「ゴリゴリ」と豆をする音が・・・。
「ゴリゴリ」という音は、大豆が細かく砕けてくると「ぐるぐる」という音に変わっていきました。そして、広間にはきな粉の香りが漂ってきました。
次は、ざるでふるいにかけます。
「パーじゃだめなのよっ」とざるの淵を叩きながら、ミズエさんが隣の職員に教えてくれます。 手ならグーで、道具を使うなら木べらなど固いものでトントンと叩くのがポイントだそうです。
そして、ついに手作りきな粉の完成です。 余談ですが、この工程から、きな粉の原料が大豆だと初めて知った職員もいたんですよ。
「やっぱり、きな粉餅がいいよね~」と手伝っていた職員が提案します。 お鏡のお餅を使って、きな粉餅を作ることにしました。
「トシコさんお願いしま~す」 キッチンから職員が声を掛けました。椅子でゆっくりと過ごしていたトシコさん、さっとキッチンに立ち、手際よく団子作りのお手伝いをしてくれました。
手慣れたもんですね。
お茶の時間に皆でいただきました。
「つぶつぶが残ってていいね!」 「きな粉の香りがいいね~。ほんとに美味しい」と皆で美味しく頂きました。
豆まきの時は、「もう、年の数ほどの豆は食べれないね~」と皆さん言われてましたが、これで年の数ほど食べれたのではないでしょうか。
1年間の幸せを祈ります(^^)/
今年はよりあいの森のご近所の方から、たくさんの豆を頂きました。 お蔭さまで、豆まきやきな粉作りなど、楽しい時間を過ごすことが出来ました。 本当にありがとうございました。
きな粉餅を おやつに食べたお年寄りは、全国に山ほどいると思いますが、
大豆からきな粉をすり鉢でゴリゴリ作って、そのきな粉で作ったきな粉餅を食べたお年寄りは日本でここだけだ!素晴らしい!!
食べるまでの、コミュニケーションと過程。流石です。嬉しい投稿でした!
道子
地行では、節分豆を炊き込んで 大豆ご飯にしてみましたよ
道子さん
コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまってすみません
ミズエさんの思い出話から、長年の時を超えて現実になりました。
私たちも初めての体験にドキドキワクワクしましたよ。
作る時も食べる時もみんなで楽しめることに、暮らしの豊かさを感じます。
地行と第2で一緒に、美味しいものを作って食べたいですね。
きっと楽しさも美味しさも何倍にもなると思います。