朝ご飯を食べ終わって、みんなで一息ついていた時のことです。
唐突に一人のお年寄りが「お餅はないですか??きな粉餅を作りませんか?」と言われました。
突然…お餅ですか!?しかもきな粉餅(‘◇’)ゞ
ありがたいことに買い置きしていたお餅がありましたので、きな粉餅を作ることになりました。一口サイズに切って、湯がいて、きな粉にまぶして…。
チャチャっと出来上がりです!
さあ!みんなで食べましょう!(^^)!
お餅を喉に詰めないかと冷や冷やする職員を横目に、皆さん黙々と平らげていきます。
Kさんは隣にいたお年寄りに話しかけます。
「あんた食べんと?美味しかよ~。食べさせてあげる。」と言って、きな粉餅を隣のお年寄りの口に運びます。
それを見ていた職員が「僕にも!」とお願いすると「仕方なかね~。食べさせてあげるよ。」と職員の口にもポイっときな粉餅を入れてくれました(^O^)
お餅。
職員としては、喉につめないか冷や冷やします。それでも、お餅が大好きなお年寄りはたくさんいます。もちろん、食べている時は、細心の注意が必要です。
リスクをとるのか…暮らしの豊かさと食べることの喜びをとるのか…。とっても難しい時代となっていますが…。
出来る限りの手を尽くしながら、みんなが食べたい物を食べたい時に食べてもらいたいです。そして、その喜びや美味しさをみんなで分かち合えると嬉しいです(^O^)「最後まで口から食べることを支援する。」よりあいの森が大切にしていることの一つです。
何はともあれ、今日もお餅を喉に詰めることなく、美味しく食べてもらえて良かったです(^^♪