一人のお年寄りがお昼ご飯を食べるために起きてくる時のこと。「さっぜんざいを食べに行きましょうかね。」と言った。（このお年寄りは時に食事が全く食べれなくなってしまう方です）
その言葉を聞いた職員は「ん？今日の献立は塩サバのはずだが…？？ぜんざい？？なぜ？？」と思いつつ、他の職員に事情を説明し、「ぜんざいってありましたっけ？」と聞く。
事情を聞いた職員は「ぜんざい？ぜんざいか～。」と言いつつ、ユニット台所のシンクの下をガザゴソ。「あった～！！これがあれば作れるかも！！」と小豆の缶詰を発見した。そして即席ではありますが
なんと！干し柿入りの特性即席ぜんざいです!(^^)!
そ～です。この方は干し柿も大好きなのです。そして～ぜんざいをパクリ！
「美味しかね～！！」の一言。この言葉を待ってました～！2杯ペロリです。
自分達にもあります。「今日は豚骨ラーメンやろ！ステーキが！和食が！中華が！お寿司が！ピザが！うどんが！なんも食べとうないし！！などなど。」
よりあいの森で暮らすお年寄り達にももちろんあります。「今日は○○○が食べたい気分やもんね～。」って気持ち。
そんなささやかな思いや気持ちにできる限り添うことができる場所でありたいですね。
森の猫「ちゃちゃ」。寒い季節は2階の方が暖かいようです(^-^)