前日から天気予報では終日90%の傘マーク。
初めての「森フェス」は雨の中開催になってしまうのか、、と残念な気持ちになりつつありましたが、なんと!!10時くらいには雨脚は弱くなってきて、開催時間の12時にはすっかり雨は上がり、終了するまでなんとか持ちこたえてくれてました。
予定していた催し物も滞りなく進行し、大盛況の中、無事に終えることができました。福大和太鼓部の方々は終日雨予報だったこともあり、絶対に濡らしてはいけない太鼓たちのことを思い、残念ながら出演はキャンセルとなってしまいました、、。が、またの機会にぜひ来てもらいたいと思ってます。
2020年から始まったコロナ騒動によって、このようなお祭り事を避けてきましたので、よりあいの森での大きなイベントは久しぶりの開催となりました。
2015年に開所して、早10年。お年寄りはもとより、ご家族、地域の方々、ボランティアさん、縁のある方々、職員達、みなさんの協力のおかげで、何とかかんとか10年間よりあいの森の運営を継続することができました。
そして、節目となる今年、このような楽しい場を設けることもできました。関係者の皆様、本当に本当にありがとうございます。
第1回「森フェス」のサブタイトルは「野垂れ死ぬ覚悟で生きとる」でした。
この言葉は、宅老所よりあいが始まるきっかけとなったお年寄り「大場ノブヲさん」が発した言葉です。この言葉があったからこそ、いやこの言葉がなければ「よりあい」は始まっていなかったかもしれません。
いらんことせん。ありのまま。あるがままに。
野垂れ死ぬ覚悟を持って生きている方々にとっての日常から寿命を迎えるに至るまで、そして寿命を迎えた時も、あ~最期がこの場所で良かったな、、と思える場であってもらいたい。
そんな想いとともに日々お年寄り達との暮らしを営んできました。
これからもよりあいの原点である「野垂れ死ぬ覚悟で生きとる」という言葉を大切に、「よりあいの森」は、目の前にいる一人のお年寄りの「今」を感じて動いていける場所であり続けたいです。
今後とも応援、ご協力の程よろしくお願いいたします。
最後は、よりあいの森らしい「ストッキング相撲選手権大会」にて大笑いの白熱した戦いでフェスを〆ることができました。
あ~ほんとに楽しかった(笑)(笑)(笑)
開催当日、足をご来場してくれた方々、出演してくれた演者さん、お手伝いしてくれたボランティアさん、学生さん、町内会のみなさん、ご家族、地域の方々、職員、重ね重ねではありますが、この場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
「森フェス」は地域に根付くお祭りにしていきたいので、今年の振り返りを踏まえ、来年はさらにパワーアップして開催する予定です。今回来れなかった方々も、ぜひ足を運んでいただければ幸いです!!関係者一同お待ちしております。