力を貸してください

はじめに

「宅老所よりあい」は、お年寄りが「住み慣れた自宅で暮らし続ける」ための支援をずっと行ってきました。

ぎりぎりまでその暮らしを支援していく。

その姿勢はこれからも、変わることはないでしょう。

ですが、そうした支援も年々困難になりつつあります。

理由はいくつかあると思います。

ひとつは「共同体的な見守り」が段々難しくなってきたこと。地域における人と人とのつながりは、ここ福岡市でもずいぶん希薄なものになってきました。地域の協力をうまく得られなければ、「在宅支援」は厳しいものになっていきます。

もうひとつは、「よりあい」が構造的に抱えてしまった問題です。それはある意味、急速に核家族化と高齢化の進んだ社会が「抱えるべくして抱えたひずみ」の現れとも言えるでしょう。

それは、どんな問題だったか?

「通い」で利用されていたお年寄りの「泊まり」が、急増し始めたのです。

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