紫蘇の実

久しぶりの第二よりあいです。大変ご無沙汰しておりました<m(__)m>

職員の家の庭にたくさん茂った紫蘇の実が届き、みんなで実を取り下ごしらえです。

 

 

部屋中に広がる紫蘇の香りにとても癒されるようで、ほんわかした表情でみなさん楽しんでいました。

「どうやって取るとね?」と真剣な表情で聞いて、無心でする人。
「いい香りがするね~」とみんなの様子をニコニコ見る人。
「子供の時も、おふくろの手伝いでしたな~」と80年位前の記憶を思いだす人。。
植物って触れているだけで、うっとりとした気持ちにさせるようです。

 

 

無農薬なので尺取り虫や、巨大なカメムシも顔をだして、
「ぎゃー!!虫がおったー!!」と賑やかになってきました。
その後に、ちゃちゃっと料理をした紫蘇の実の佃煮を、昼ご飯の白飯の上にのせて、
勢いよく無言で食べられていました。本当においしいとみんな黙っている!

 

 

午後からは、枝にたくさん付いている紫蘇の葉も残らずちぎって、塩でふやかし、ごま油と胡麻を混ぜたらふりかけの出来上がり!
紫蘇のおかげでパワーを頂き、みんな笑顔で楽しい一日になりました。

博多仁和加

博多仁和加は、福岡市指定無形民俗文化財として、長い歴史と伝統を持つ郷土芸能です。「ぼてかずら」に「にわか面」と言われる半面を着け、博多弁を使い、会話の最後に面白いオチをつけて、話をまとめるもので、題材として世相を反映させたユーモアな即興笑劇です。よりあいで出会ってきたお年寄りの中にも、博多仁和加を趣味とされている方がいらっしゃいます。エイコさんもその一人です。

 

この日も自宅からお面を持参で登場されました。

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「今から博多にわかしま~す」「いいぞいいぞ~(笑)お願いしま~す」        広間の皆さんの注目を集められます。

 

「あんた学校はいつ行くとね⁉」

 

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「明日行くとね⁉」

 

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「学校なら…今日行く!!(教育)」

 

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「分かった?今日行く、トゥデイの今日ね!それと教育がかかってるのよ!」

ネタを振りまでつけてやってくれたのですが、それよりお面を付けたエイコさんの姿が可笑しかったようで着けた時点で職員からお年寄りまで爆笑していました。

職員がお礼を言うと、エイコさんは「いつでも言って下さい。やりますよ~。博多仁和加好きだもん!」

皆を楽しませてくれるエイコさんの心遣いに感謝します。こうして今日も第2よりあいの広間は、ゆっくりとした時間の中に笑いと、大きな声が飛び交っています。

第2宅老所よりあいの干し柿

お久しぶりに第2よりあいです。

少し前の話になりますが、第2宅老所よりあいでも干し柿をつくりました。
職員が自宅で採れた渋柿をもって出勤し、渋柿の皮を皆でせっせと剥きます。

 

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ワイワイと話しながら笑いながら、女性陣の手際の良いこと…。

剝き終わった柿をチエコさんは「美味しそうね~、食べてみようかな」と言うので、他の方が「いやいや、渋柿だから渋いよ!」と止めていました。チエコさんの冗談も冴えわたり、お年寄りの真面目なツッコミも笑いを誘います。

 

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最初はじっと見ていたヒロシさんも、「私もやります!」            密かに対抗意識を燃やされていたのでしょう。                「私は、農家の出だから柿の皮剥ぐらいお手の物です。」と自信満々。      慣れた手つきで輪に入られます。

 

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「いくつでも剥きます!一緒に向きたい方はどうぞ!剥き方教えますよ!」    得意げな様子に、女性陣の微妙な笑顔(笑)

流れるように紐で結び、湯にくぐらせ軒先に吊るしました。

 

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寒い中2週間ほど吊るしていると美味しそうな干し柿が出来ました。

 

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出来上がったものを取り入れて食べて頂いたのですが「美味しいね」と言われる方もいれば「美味しいけど、へたくそ」と辛口な感想を言われる方もおられました。

 

日常の中で季節を感じれることを大切にしています。みんなでやれば楽しさも人数分です。今日は何をしましょうか?