よりあいの森カフェ上映会

暑かった今年の夏も大雨が2回降って9月になりました。
虫が鳴き始めすっかり秋の気配です。

8月25日(日)、よりあいの森カフェにてドキュメンタリー映画の上映会を行いました。

『いのちを楽しむ ―容子とがんの2年間―』

あいにくの大雨でしたが、28名の参加がありました。

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参加者の感想を一部ご紹介します。

●福祉ボランティアを長年やってきた。また両親も肺がんで亡くしたので、がん末期の苦しみを目の当たりにしてきた。今日の映画をみて、”亡くなることは目を覚まさないこと、死ぬことはもう起きなくていいこと”だと思うと気が楽になった。(70代女性)
●ホームヘルパーをしている。日々の仕事のなかで、死に向かうことに対し感じることや疑問が多々ある。その人たちに自分ができることは何か、いつも考えている。自分は人を応援するのが好き。人を応援するということは、相手に対する愛である。容子さんの「生きている人を大切にしてあげて」という言葉が印象に残った。(50代女性)
●しょせん人は老いや死を意識しないで日常を生きている。介護の仕事でお年寄りの看取りをしたとき、明日は約束されたものではない、今日一日がすべてである、ということに気づかされる。そしてすぐ忘れる、ということである。(40代男性)
●自分は最新の治療を受けて亡くなった、「がんをひとときも忘れられない」という清子さんに考え方が近いと思う。彼女は”なくすこわさ””奪われる悲しみ”を知っている人だと思う。それは「人間くささ」だと思う。(50代女性)
●がんの宣告は残酷だと思う。戦争で800人のなかでたった3人生き残った父であっても、肺癌の余命2.~3ヶ月を受け止められず、のたうちまわった。私は、死は突然来るほうがよいのでは、と思っている。頭の中で死が考えられることに抵抗がある。ジタバタしていいのではないか。(60代女性)                                 ●両親は宅老所で多くの人に支えられて亡くなった。が、自分が死ぬときは子どもたちに迷惑をかけたくないと思ってしまうが…。いろいろ考えさせられた。(50代女性)      ●容子さんだけでなく、支えている人たちすべてが主人公の映画だった。介護の仕事でお年寄りの死に出会うが、自分も人に迷惑をかけながら生きていきたいと思う。(30代女性)

ご協力くさだった方々、本当にありがとうございました。

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