11月3日、南市民センター大ホールで
「よかよかコンサート」と題された催しが盛大に行われました。
この催しは「こばと保育園」「かしはらホーム」そして「第2宅老所よりあい」
の3つの施設が合同で行う初めてのコンサートです。
保育の分野、障がい者の分野、老人介護の分野。
分野は違えども、まだ支援が受けられない時代から、
さまざまな取り組みをしてきた3施設です。
オープニングは「ジャンベ」の演奏。
ルーさんとララさんを中心に
こばと保育園、作業所の有志たちがセネガルの民族楽器「ジャンベ」を叩きます。
(お二人は、かしはらホームとこばと保育園に太鼓を教えに来てくれてるそうです)
続いては「こばと保育園」の園児と父兄による歌。
元気がいいです! 3曲熱唱です!
ここで舞台が暗転。虎高さんによる津軽三味線の演奏です。
虎高さんは大衆演劇の座長を若くして務められていましたが、
東日本大震災で衣装や舞台道具をすべて失い、
今、大変な思いをされているのだそうです。
その虎高さんの三味線をバックに、ついに「第2よりあい」のステージが始まります。
まずはお年寄りと職員、地元有志による花笠音頭!
職員・峰さんの踊りがキレッキレです。
そして全員による「東京ラプソディ」「あこがれのハワイ航路」の合唱。
この2曲は「第2よりあい」でよく歌われているなじみの深い流行歌です。
地域で活動するバンドの演奏、スライドによる3施設の歩みをはさんで、
「かしはらホーム」の仲間たちがステージに登場します。
いやあ、もう圧倒的なプログラムでした!
うまいとか下手とか、もうそういう次元に彼らはいません。
「楽しい」ということを、堂々と見せることであふれ出てくるパワー。
それはいつしか観客席にも伝わり、会場がどんどん盛り上がっていきました。
あー、すっごいおもしろかった!
特に作業所のみなさんのステージ、ほんとにすばらしかったです!