「東風吹かば匂いおこせよ梅の花・・・」
職員から「先生」という愛称で呼ばれている男性のお年寄りが、ふとこの句を口にしました。
『東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』
(春風が吹いたら、その匂いを大宰府まで送っておくれ、梅の花よ。私という主人がいないからといって、春を忘れてはならないぞ。)
菅原道真公が大宰府に左遷されることになった際に、大切にしていた自宅の梅の木に対し想いを詠んだこの句。
その梅こそ、のちの「飛梅」だということは有名な話ですよね^o^
それを聞いた私たちは、なんだか「飛梅」に会いに行きたくなりました。
「先生、今日は午後から太宰府に飛梅を見に行きませんか?」
「おお!飛梅か!!いいねえ!!」
職員の提案にニコニコ嬉しそうな先生。ということで!太宰府天満宮に向けて出発です!!
念願の『飛梅』を見て、「おお!綺麗に咲いとるなあ!」と大喜びの先生!
『飛梅』の説明が書かれた看板をニコニコ嬉しそうに熟読されてました^o^
そしてやはり、太宰府に来たからには梅ヶ枝餅は外せませんよね!
「おいしいね~!!」と先生の顔もほころんでいました^^
どこに行くか、なにをしようか、よりあいに決まったドライブの計画はありません。
ドライブに行かずにゆっくり過ごす日もあれば、「ドライブに行きましょうよ~」というお年寄りの一言から行き先を決めドライブに出発したり、あるいは職員が行きたい場所にお年寄りを誘ってみたり・・・今回のように、素敵な一句からはじまるドライブもあります。
様々なきっかけで自由にはじまるドライブが、なんだか楽しくていいなあと、職員ながらしみじみ思う次第でございます・・・^^
( 2月13日の写真 ↓ )
最近また太宰府天満宮に出かけたのですが、梅がちょうど見頃で綺麗に咲いておりました!
このブログを読んでくださった皆様!
ぜひぜひ今の機会に天満宮の梅の花を見に行かれてみてはいかがですか^_~