朝の申し送りで「○○さんのお尻にソフトボールが挟まってあって、その後のお手洗いでも星がありました。ソフトボールはお尻に挟まれていて変形して長細くなっていて、意外と重かったのか、軽かったのか、なかなか流れませんでした」との報告がありました。
この報告で、みなさんはどんな場面を想像しますか??そう、みなさんのご想像通りです。ソフトボールとは?星とは??、、、お通じのことなんです(笑)
お食事中にこのブログを見てしまった方々。本当に申し訳ございません。できれば、このまま読み続けていただけると幸いです。
よりあい、よりあいの森では、お通じのことを色々な単語を使って表現してきました。プライベートな事ですし、誰かに聞かれてしまうと恥ずかしいですよね。それと同時に、当事者の前でお下のことを話したとしても、わかりづらくするための隠語としても工夫してきました。
オーソドックスなもので、バナナ、モンキーバナナの1本、2本。その他、ミートボール、ゴルフボール、野球ボール、ソフトボール等のボール系。お団子、牡丹餅、さつまいも、トウモロコシ等の食べ物系。うさぎのような、大蛇、私のこぶし等々、それはそれは色々なユーモアのある表現で、お通じの量や形、サイズを伝えあっています。
医療現場では、医療用語を基礎として、軟便、泥状便、水溶便、タール便等、便の形状を表していることが多いかと思われます。介護施設でも、医療モデルと酷似した用語を使用している所は多いのではないでしょうか??
よりあいの森は、ご存知の通り暮らしの場です。なので、自分達が普段の暮らしの中で話しているような言葉を使いたいと思っています。
実際、自宅でお腹の調子を崩した時など、家族にお通じの様子を伝える機会があったとするならば、きっと医療用語とかではなく、一般的な暮らしの中で使う言葉で伝えると思います。
介護職は専門職です。専門書にある専門用語を使用しての学びは当然必要なことです。
しかし、普段、お年寄りと関わる時に専門性に捉われ、専門用語を常用しすぎてしまうと、一人一人違う個性があるはずのお年寄りのことを、専門的カテゴリーに当て嵌めて見てしまう習慣がついていってしまうような気がします。
そして、やがて目の前のお年寄りの存在は希薄化されていき、言葉だけ、紙面だけの情報や価値観に左右された関わりをするようになっていく、、のかもしれません。
こだわり過ぎ?と思われるかもしれませんが、言葉って大事だと思いますよ!
以上、よりあいが大事にしている暮らしの場としての言葉遣いの注意事項のブログでした。まだまだ、たくさんの注意している言葉や用語?はありますが、今日は「星」のことだけにしておきます。
さておき、冒頭にある「ソフトボールサイズの星をお尻にしっかりと挟んであった方」って、相当な尻筋強者だと思いませんか??その報告を聞いただけでも、面白い世界だと感じてしまいます。
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美味しい食事のあとの、ソフトボール!素敵ですね!
食べて、出す。生きる基本ですよね。
今朝の朝日新聞に、村瀬氏の「うそほんと?」が掲載されてましたね。
星や、花園は よりあいの お年寄りに対峙する一つのエピソード。
明日の 記事の続きが楽しみです。 道子
お星さまのエピソードこそ、後々振り返るとキラキラエピソードとなったりするものですよね(笑)