今年の夏は実に4年ぶり!!に高取商店街で開催される「高取夜市」の夏祭りに出店させていただきました!
7月22日(土)を皮切りに7月29日、8月5日と、3週連続土曜日の夜に「よなよな」よりあいの森の資金づくり部隊が出動しました。
コロナのために3年間お祭りを開催できなかったこともあり、3日間とも大賑わいで、商店街には人人人人!!みーんな笑顔で楽しそうで!(^^)とっても賑やかでした!久しぶりにお祭りの熱気と言うか、熱い夏の気分を思う存分味わうことができました!
よりあいの運営は資金づくりとともにあります。
自分たちの職場は自分達でつくる!という思いのもと、バザーやセミナー、マルシェを開催しました。オリジナルのTシャツ、トートバッグ、手ぬぐい、手作りジャム等の販売もしてきました。また、オリーブオイルにオリジナルLINEスタンプhttps://line.me/S/shop/sticker/author/1683591、オリジナルグッズなどは、今現在も販売しています!
よりあいの森、宅老所よりあいは、お年寄りの「今」に応えるために国が定めた介護保険制度における人員配置よりも手厚い職員体制を整えています。
と、言うことは、それだけの人件費が嵩んでしまうわけでもあります。
また、よりあいの森は、地域密着型の小規模な特養です。本来は大規模特養のサテライト的な役割であるため、そもそもが厳しい運営形態となっております。また、宅老所も決して大きな事業所ではありません。
そんな限られた介護報酬の中で、この人件費をやりくりすることは、とても難しいのが今の日本の介護事業所の現状です。
運営が厳しいのであれば、人員を減らせば良いのでは??との提案も聞こえてきそうですし、ごもっともな意見であることに間違いはありません。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか??現場から人がいなくなって、お年寄り達にとって何か良いことがあるのでしょうか??
これまでのような関わり方や支援ができなくなることは目に見えているし、人がいなくなった分、職員達の負担は増え、慌ただしく関わらなければならなくなります。その反動は、すべてお年寄り達の暮らしに降りかかってきて、穏やかでゆっくりと流れるお年寄り時間は限りなく少ないものとなっていくことでしょう。
そんなことを想像したうえで、運営のために人員削減の選択することって本当に良いことなのでしょうか?と問われると、自分たちの応えは「良くないと思いまーす!!」です。
だから、よりあいは資金づくりに励みます。細々とでも、資金づくりに励みます。
お年寄り達の支援をより良いものにしたいから、できる限り「今」に応えていきたいから、職員数の少ない、寂しい、慌ただしい現場にしたくないから、自分たちの職場は自分達でつくっていきたいから、資金づくりに励んでいます。
正直、もっと介護報酬を増やしてもらいたい気持ちで一杯です。福祉、介護職員の給料はご存じの通り決して高くはありません。
ですが、何らかの支援が必要になってしまったお年寄り達にとっては、絶対にいなければならない存在です。
生きていれば、長生きすれば、みーんな年をとります。
超高齢化社会の日本は、もうちょっと自分達、福祉職の重要性に気付いてくれなきゃいけないと思うのですが、、、すみません。ただの愚痴ブログになってしまいそうなので、この辺りで〆とします。
日本社会も、世界から随分と遅れをとりましたが、コロナへの耐性もついてきました。なので、これから徐々に、よりあい名物?「資金づくり号」と言う車にガソリンを入れ、エンジンをかけ、ブイブイいわせていきたい気分であります。
それでは、みなさま、これからも応援のほどよろしくお願いいたしまーす(‘◇’)ゞ