第2宅老所よりあいにやってきた春の惠をまとめてみました。
毎年第2宅老所よりあいの駐車場にはつくしが生えます。去年の内にしっかりと草刈りをしていたので今年も豊作です。収穫したつくしのはかま取り。
「子供の頃によくやってました。もう何十年ぶりだろう⁉いや~楽しかった~」ヒロシさんは懐かしむように語ります。
終わった後に写真を撮りませんかと聞くと、「ぜひお願いします」と気持ちよく応じてくださいました。
次に色々な柑橘類が持ち寄られます。
職員が実家からもらってきた、世界で一番大きい柑橘類と言われている晩白柚。
人の顔よりも大きく、カズコさんも「大きいね~」と新鮮な驚きがあります。
晩白柚は皮が分厚いので職員が皮を剥いて皆さんに食べてもらったのですが、実はこの剥いた皮も砂糖と一緒に煮て少し乾燥させると、晩白柚の皮の砂糖漬けが出来るのです。
私も初めて食べた時にびっくりしました。
手間をかけると、本当に無駄が無く美味しく食べられます。
味は柑橘系特有の酸味と砂糖の甘さが丁度良く、大成功しました。
お年寄りに知恵を借りながら一緒に作ることで、完成度は更に上がります。
あっという間に全部食べてしまいました。
今度は食べる恵から見る恵へ。桜の花が見ごろを迎えると、毎日のように出かけました。
近くの学校の桜を観に行きました。桜の木もですが道路に落ちた花びらを見て
ミキノさん「きれ~~」と立ち止まります。
また、第2宅老所よりあいには、以前来られていた方のご家族から頂いた鉢植えの桜があります。
カズコさんが外に置いていてあるのを見て「あの花なに?綺麗ね」
職員が目の前まで持ってくると「あ、桜!綺麗ねー」嬉しそう。
ひとつひとつの出来事を、旬を五感で感じ合い、みんなで満喫しています。
宅老所よりあい、第2宅老所よりあい、よりあいの森ではお年寄りと一緒に暮らしを創る、支えてくれる職員を募集しています。
介護を難しく考えず、興味のある方はお話ししてみませんか?