言葉はとても明瞭ではあるのですが、私自身が覚えてきた日本語とは少し違ったニュアンスの独特な言い回しでお話しするおばあちゃんがいます。
その会話の中でクスっと笑えたり、じんわり胸にきたり、ん~と考えさせられたりした数々の言葉の中から、厳選させてもらった「おばあちゃん語録」をみなさんにもおすそ分けしたいな~と思います!(^^)!
1.「世の中のテルっと変わってゆくねー」 なんかすごく芸術的な感じを醸し出している表現と思うのは自分だけですかね、、。
2.「風が背中にくっついたー」 風がくっつく。詩に使えそうな、文学小説にでも出てくる一文のような清々しい感じの言い回しですね。
3.「あなたは軽やかにイボんごつしとるね」 んー。イボに似てる?しかも軽やかなイボ、、悪口ではないことを祈ります。
4.「自分のジュービーばどこにおいてきたやか??」 んんー。ジュービーとは?想像力を働かせて頭を捻ってよじってみても、ジュービーとは何か??みなさんもご一緒に考えてみてくださいませ。答えが分かった方はぜひ教えてください!
5.「あなたは少しサンピアのあっとやろ??」 サンピア?ときましたか。もはや想像の域を超えてきましたね、、だけど、なんとなく褒めてもらえているような気分になりませんか?(*^^)v
このような感じで、このおばあちゃんの口からは魔法をかけるための呪文のような言葉が次々と出てくるものなので、何を言わんとして出てきた言葉なのかを想像し、いつもワクワクしながらお話をしています。
そして、最近、鼻下や顎にひげを蓄えている自分のことを見て「おばちゃん!」と呼ぶことが増えてきました。
「ありがとね~おばちゃん!」「おばちゃんはそこの席でよかとね~??」「私はね、おばちゃんがね、それたい!」
コミュニケーションをとるうえで言葉は大事です。自分達は、何かを伝え合うために上手に話すことを求められがちでもあります。
けれど、このおばあちゃんやよりあいの森で暮らしている方々から出てくる素晴らしく彩り豊かな言葉達に正確性を追い求めることはナンセンスで、今、目の前にある表情や、前後の行為によって司るシグナル?のようなものとしてくみ取ることの方が大切だと感じます。
そして、初めて耳にする言葉の数々を聞いて面白がること、真剣にその言葉の意味を考えてみること等、その壮大で深みのある世界観をみんなで楽しむことができる場であることが一番大事だと思っています。
ちなみに、まだまだ「おばあちゃん語録」にはストックがありますので、折を見て、少しずつみなさんにお届けしていきますね!(^^)!
おばあちゃん語録のストック、開示を楽しみに待っています。
うんうん、なんかしら、安らぎますよね
森の職員さんの受け止める力も 私の心に響きます。 道子
コメントありがとうございます。
おばちゃん語録にはいつも笑いと癒しをいただけています。
日々忙しなく動いていて、こんな素晴らしい言葉達のことを見過ごしがちですが、忘れずに留めていきたいですね!