カマキリ

https://www.instagram.com/yoriainomori/

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よりあいの森のインスタグラムのストーリーに、事務所から見える壁の同じ場所に3日間ずっとカマキリがいることを投稿したところ、次の日の朝に※「ちゃちゃルーム」の親子が虫取り網を持って保護?にきてくれました。

※よりあいの森とデッキでつながっている古民家に、地域の子供達とお母さん達が集っているのですが、その集いの場ことを「ちゃちゃルーム」と言っています。
西日本社会学年報特集論文 掲載予定「学校からの排除と地域における包摂」 ←ちゃちゃルームに関わってくれている中村学園大学の先生が書いた論文です。子供たちの集いの場の成立ち、事例等の詳細が書かれております。ぜひ!お目通しいただけたら幸いです。

カマキリの生態について詳しいことはわかりませんが、心配してくれる人、すぐに駆けつけてくれる人がいて良かったな~、幸せな「カマキリ」だな、なんて思った朝でした。

その後、保護した時にはあまり元気のなかったカマキリは、保護先にて、温めてもらい、美味しいご飯をもらい、見事に復活したとの報告もありました!

このカマキリにとっての今回のSNS(インスタ)での発信ってとても大事なことでした(*^^)v

 

話は変わりますが、今の介護福祉業界は物凄い「人材不足」です。

そして、この状況は今後も改善するとは到底思えません。少子高齢化社会が加速していく日本においては、若者の絶対数が減少の一途を辿ります。人材不足の問題は、職種問わず直面していることだとは思いますが、介護福祉業界はその最先端を突っ走っていると言っても過言ではないかもしれません。

当然、よりあいにもその波はビッグウエーブで押し寄せてきています。

半年くらい前から求人募集をしていますが、数年前に比べるとレスポンスが非常に少なくなったのをヒシヒシと身に染みて感じております。

自分達が、職場やこの仕事の魅力を十分に発信できていないことも課題としてあると思うのですが、今後、この課題とどう向き合っていけば良いのかな~と日々、頭を悩ませております。

魅力を伝えていくことの手段の一つとしては、今よりも一層、SNS等を活用して、よりあいの実践や魅力を伝えていく必要があるのかも、、、とも考えているのですが。もちろん、そのためには、何をどのように発信していくのか??日々の実践や活動がカギとなってくるわけです(汗)

なんだかんだと言っていても時の流れは止まりません。これから先に待ち受ける荒波をどう凌いでいけるのか!?みんなで力を合わせながら、やれるだけのことはやっていこうと思いますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします!!

 

と言うわけで、 ↓↓↓ 一緒に働いてくれる仲間を募集中です!(^^)!

募集ポスター三案

宅老所よりあい(地行)にて一緒にお年寄り達の暮らしを支えてくれる介護職員さんを若干名募集してます!
介護職員・夜勤あり【宅老所よりあい・よりあいの森】
↑ 細かい情報になります。
ご興味のある方は見学からでも構いませんので、ご連絡いただけたらと思います。

再開!町内の親睦会

先日、よりあいの森にて、コロナ禍のため休止していた町内の親睦会を3年ぶりに開催することができました!

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https://ja-jp.facebook.com/vicbongo63/ vic bongoのノリノリのバンド演奏に始まり♪♪

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よりあいでの出店と言えば恒例の「焼きそば」や町内の方々が作ったカレー、焼き鳥をみんなでワイワイ食べて。

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お米をかけた全員参加のじゃんけん大会もあり~

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子供達も嬉しい「わたあめ」も美味しくいただきました!(^^)!

やっぱり地域の方々と一緒にみんなでワイワイすると楽しいですね!3年ぶりの開催ということもあり、親睦会の雰囲気を思い出すまでに若干の戸惑いを感じましたが、町内会主催のお祭りをよりあいの森でしていただけることに改めて感謝し、以前あった賑わいを取り戻しつつある様子を見て感慨深くなった一日でした。

地域町内会役員のみなさま本当にお疲れ様でした!!また来年の開催を楽しみにしています!(^^)!

なーい!

年々暑くなる一方の日本の夏ですが、10月に入りやっと暑さも一段落し、涼しくなってきました。

灼熱の中での外出やドライブは避けた方が良いと、なるべく室内で越冬ならぬ越夏をしていましたが、外の空気が気持ちの良く、さわやかな季節になってきたので、そろそろ出かけたい!!と、ひまわり畑を見に行くことにしました(‘ω’)ノ

天気は晴れ!目的地のひまわり畑は先日夕方のニュースでも取り上げられており、テレビ画面の中に広がる一面の黄色い花々は見事なものでした。

お年寄り達は車に乗り込み、いつもの日常と違う景色を車中から眺めつつ、時にワイワイ、時にウトウトしながら現地へと向かいます。

道中、道の駅に寄り、飲んだり食べたりしつつ、1時間半ほどして着きましたよ!

ひまわり畑!!!

ひまわり、

ひまわ、

ひま、

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って、あれれれれれー!!ないよ!ないよ!!ないよー!!!ひまわりが!!

なんて日だ!!!!

後々分かったことですが、大量に咲いていたひまわりは、なんと!前日に全て刈り取られてしまっていたようでした(T_T)

「まさか、こんなオチがあるなんて、、、」と職員達が苦笑いしていると、お年寄り達も一緒にこのオチを笑ってくれました。

目的のひまわりは見れませんでしたが、なんだかんだ道中楽しめたし、ハプニングがあった方が思い出に残りますよね!!、、ということにしてください!!

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そして、みなさま、ドライブはくれぐれも計画的に、、、。

そこにひまわりはあるんか!?

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ジュービー??

言葉はとても明瞭ではあるのですが、私自身が覚えてきた日本語とは少し違ったニュアンスの独特な言い回しでお話しするおばあちゃんがいます。

その会話の中でクスっと笑えたり、じんわり胸にきたり、ん~と考えさせられたりした数々の言葉の中から、厳選させてもらった「おばあちゃん語録」をみなさんにもおすそ分けしたいな~と思います!(^^)!
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1.「世の中のテルっと変わってゆくねー」 なんかすごく芸術的な感じを醸し出している表現と思うのは自分だけですかね、、。

2.「風が背中にくっついたー」 風がくっつく。詩に使えそうな、文学小説にでも出てくる一文のような清々しい感じの言い回しですね。

3.「あなたは軽やかにイボんごつしとるね」 んー。イボに似てる?しかも軽やかなイボ、、悪口ではないことを祈ります。
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4.「自分のジュービーばどこにおいてきたやか??」 んんー。ジュービーとは?想像力を働かせて頭を捻ってよじってみても、ジュービーとは何か??みなさんもご一緒に考えてみてくださいませ。答えが分かった方はぜひ教えてください!

5.「あなたは少しサンピアのあっとやろ??」 サンピア?ときましたか。もはや想像の域を超えてきましたね、、だけど、なんとなく褒めてもらえているような気分になりませんか?(*^^)v
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このような感じで、このおばあちゃんの口からは魔法をかけるための呪文のような言葉が次々と出てくるものなので、何を言わんとして出てきた言葉なのかを想像し、いつもワクワクしながらお話をしています。

そして、最近、鼻下や顎にひげを蓄えている自分のことを見て「おばちゃん!」と呼ぶことが増えてきました。

「ありがとね~おばちゃん!」「おばちゃんはそこの席でよかとね~??」「私はね、おばちゃんがね、それたい!」

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コミュニケーションをとるうえで言葉は大事です。自分達は、何かを伝え合うために上手に話すことを求められがちでもあります。

けれど、このおばあちゃんやよりあいの森で暮らしている方々から出てくる素晴らしく彩り豊かな言葉達に正確性を追い求めることはナンセンスで、今、目の前にある表情や、前後の行為によって司るシグナル?のようなものとしてくみ取ることの方が大切だと感じます。

そして、初めて耳にする言葉の数々を聞いて面白がること、真剣にその言葉の意味を考えてみること等、その壮大で深みのある世界観をみんなで楽しむことができる場であることが一番大事だと思っています。

ちなみに、まだまだ「おばあちゃん語録」にはストックがありますので、折を見て、少しずつみなさんにお届けしていきますね!(^^)!

付き合うこと

「私、ちょっと…」とK子さんが小声で職員に目配せをする。

職員が「どうしたんですか?」と聞くと、「主人の所に行かないといけないから、私、帰ります。」とK子さん。

「え~!?まだいてくださいよ~!!」とお願いするも、スッと立ち上がった。

職員は少しの期待を込めて(お手洗いかな…?)と考え、誘ってみるが、

K子さんは「いいえ大丈夫!」と縁側から出ていき、靴を履いて歩きだした。

「暑いから車で送りますよ!」と職員が声をかけるが、「大丈夫だから!!」とどんどん歩みを進めていく。職員も一緒についていく。

・・・K子さん、一緒に歩くことは受け入れてくれたようだ。

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K子さんは大きな道路沿いの歩道を迷いなく突き進む。

暑さでK子さんの額から汗は流れ落ち、同じく職員も汗でびっしょり…

職員の方が先に根を上げてしまいそうでした。

(どこまで行くの…?どうやって戻ろう…?)

一緒に歩く時間を楽しむ余裕もなく、必死に知恵を絞りだしていたことは言うまでもありません。

 

スーパーの前を通った時に、「ちょっとここで休みませんか?」と誘うと

「いいわよ。」と付き合ってくれた。

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アイスを買い店内で食べていると、途中で立って行こうとしたので、

「歩きながら食べますか?」と職員が聞くと、

「ダメよ!!フェアレディだから!!」と、K子さん。

・・・淑女たるもの、アイスを立ち食いするなんて

考えられなかったのでしょう^_~

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フェアレディK子さんと、イートインスペースで他愛もない会話をしながらひと休憩。

この時、K子さんとの間には暑い中を一緒に歩いてきた戦友のような、何とも言えない一体感が生まれている気がした。

 

ひと休憩したことで気持ちが変わったようで、帰りは職員についてきてくれ、無事によりあいに戻ってくることができた。

付き合った職員もほっと一安心^o^

職員が伝える道中の出来事を想像し、(自分だったら…)と共感したり、ヒヤッとしながら聞いている。

 

K子さんがなぜ『帰る。』と言うのか。集いの場に居たくないのはなぜか。職員は色々な角度から考えてみる。

上手くいく日もあれば、そうでない日もある。答えは見つからないし、ひとつではない。

だから私たちはK子さんと時間を共にし、付き合うのだ。

K子さんのことを知りたいと思うから。

 

後日、K子さんと二人でドライブをしていた時のこと。

「あなたでよかった~。やっぱり知った人の方がいいでしょう。」とK子さん。

存在を認められたようでうれしい出来事だった。

しかし、よりあいに戻ってきてしばらくすると、「(一緒に行ったのは)あなたじゃなかったわよ。」と言われ、「え~!!!」とずっこける(笑)

 

こんな風にお年寄りと時間を共にできることは、とても贅沢なことかもしれない。

多くの現場では、人員や時間に制限があり、業務をこなすことが優先になってしまいがちだ。

ゆっくり付き合いたい気持ちはあっても、答えられないジレンマを抱えているのではないだろうか。

よりあいは人員配置基準よりも多い職員体制を整え、この時間を保障している。

だからこそ私たちは、お年寄りと時間を共有できること、そこで起こる様々な出来事を楽しめる職員でありたいなと思う。

 

宅老所よりあいにて一緒にお年寄り達の暮らしを支えてくれる介護職員さんを若干名募集してます!
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↑ 細かい情報になります。
ご興味のある方は見学からでも構いませんので、ご連絡いただけたらと思います。